みなさん、こんにちは。
寒さが厳しくなってきましたね。
今日は、理学療法士にて、利用者さんO様のリハビリの様子を紹介します。
O様には家の近所に
「あそこまで歩きたい」という
目標がありました。
いつも窓の外を見て
その目標の場所も見られていたそうです。
ある時、12月でも暖かい日があったので、
突然、「行ってみる?」ということになり、
看護師と娘さんとみんなで一緒に家の近くをお散歩しました。
O様は「夢が叶った」とすごく喜ばれ、
娘さんも嬉しくて涙されていました。
訪問リハビリを始めた頃は足の力もまだ弱く
室内を歩くのがやっとでしたが、
外を歩いてみたいという気持ちはずっと持たれていました。
始めは不安で、目線は足元、歩幅も狭かったのですが、
今ではしっかり前を向いて、時には周りの様子を見てお話しする余裕も出てきました。
O様はこの日からリハビリの意欲が増し、
リハビリの無い日でも、ご自分で頑張られているそうです。
もう次の目標も持たれているそうで、その目標が叶うのも楽しみにしておられます。
ただ歩くのではなく、外の空気に触れ、
太陽の光を浴びて、住み慣れた場所の
景色の変化を楽しめることは、
訪問リハビリの良いところだと思います。
これからも、利用者さんやご家族の希望に寄り添ったリハビリが出来るよう、頑張ります!
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