新年のご挨拶

 

新年あけましておめでとうございます。

2025年の幕開けです。

旧年中は関係各社様には、大変お世話になり、ありがとうございました。

皆々様からのご愛好をいただき、2024年も無事に終了しましたことに感謝、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

さて、2024年・・・

思い返すとたくさんの出会いや別れがありました。

新しくみことのご利用者さまとなられた方、愛する家族との別れを経験された方・・・

どの方もそれぞれに、みことの大切な利用者様です。

 

みことのスタッフにとりましても、おひとりおひとりが、思い出深く記憶に刻まれています。

医療機関関係者様、介護支援専門員様、連携先のスタッフさま、この年に

新しい出会いもありました。

たくさんの人々に守られながら、みことも少しずつではありますが、

成長がみられたように感じます。

これもひとえに皆様のお陰と思っています。

 

 

訪問看護・・・

おひとりおひとりの利用者様の生活の場に赴き、ご利用者さまが必要としている

看護や介護の提供をさせていただくお仕事!

 

一言でいえばそのような言葉になるかと思います。

が、実際に行っているサービスはとても濃く、長きに渡り関わっていく中で、

通リ一遍ではできない。その方だけに合わせた看護や介護の方法があります。

1週間に1回しか介入できない利用者さまの服薬状況の把握、

どうすれば正確に服用できるか。

寝たきりの利用者様の保清は、体調を見ながら可能な限りの保清をその場で

検討、判断しサービスを行なう。

必要物品も不十分な中で、そこにあるものでにどうやって代用するか?などなど‼!

 

初めて訪問看護に足を踏み入れたほとんどの看護師が、医療機関との違いに戸惑い、

混乱し、焦ります。その経験があってこそ、訪問看護師になっていけるのだと、

私は思っています。

 

福祉・医療・介護の分野の中で、訪問看護は介護に属するお仕事になります。

この意味を私はスタッフに「私たち訪問看護師は医療機関での看護師ではなく、

おうちの看護師さんです」と伝えています。この言葉の本当の意味が理解でき、

その気持ちになるまでに、しばらくの期間を要し、切磋琢磨し、訪問看護師に成長していきます。

みことのスタッフの成長を近くで感じることをとてもうれしく思っています。

 

みことの中だけで成長できるわけではありません。連携先の先生方、医療機関の看護師さま、

薬剤師さま、介護支援専門員さま、福祉用具さま、ヘルパーさま、そして、利用者さまやご家族さま・・・

いろいろな方にみことのスタッフは育てられています。

皆様には感謝が絶えません。ありがとうございます。

 

 

2025年・・・

4/1でみことは10周年を迎えます。

10年ひと昔!!という言葉がありますが、たしかにひと昔経ったような気持ちです。

開設当初は、皆様にご挨拶に伺い、まずはみことを知っていただくことから始め、

ご依頼いただいた一つ一つのお仕事を丁寧に行ない、喜んでいただきながら、

がむしゃらに忙しく頑張った日々もありました。その中で、教えられることもたくさんあり、

気づかされることもたくさんあり、もっともっと、しっかりと。もっともっと何ができるか、

もっともっと内容の濃いサービスの提供を。看護技術の質の向上を。などなど・・・

たくさんの課題を見つけることができました。

ご利用者さまの訪問日の訪問時間はその方だけのためにあります。(ご家族も含まれます)

その方のサービス提供時間をどれだけ有意義なものとし、どれだけ安心、

満足していただけるか、ニーズに応えながらも、必要な看護の提供を十分できるか・・・

みことは今までもこれからも、訪問看護師としてどれくらいより良いサービスが提供

できるかを心に留め、邁進していく所存です。

 

 

2025年、今年も、そしてこれからも訪問看護ステーションみことを、

何卒よろしくお願い申し上げますとともに、皆々さまにとりましても、

幸多き巳の年となりますよう、祈念して、新年のあいさつとさせていただきます。

 

 

 

 

 

令和7年元旦

 

株式会社みこと

訪問看護ステーションみこと

代表取締役 別府 尚美